<関東メソ>
 気象庁は1996年に高解像度の局地数値予報の有効利用を目指し、「局地数値予報実用化検討WG報告書」をまとめた。このWG報告書で指摘された課題の実現可能性を調査するために「関東地域メソ解析プロジェクト」を全庁的規模で実施している。  当プロジェクトでは1997年の関東地域の梅雨をテストケースとしてデータ同化法、予報モデルの改善、予報結果の利用方法を開発する。特に、ドップラーレーダー、ウィンドプロファイラー、GPSや衛星データなどの新しい観測データを高度利用しメソ擾乱についての初期条件の改善することを目指している。  (これは庁内プロジェクトであり、私は今は応援団として成功を祈っている)